逢坂剛 no.180        

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【書評】逢坂剛「百舌の叫ぶ夜」

◇やはり名作!見事なキャラクター造形とその語り口。
百舌の叫ぶ夜 (百舌シリーズ) (集英社文庫)百舌の叫ぶ夜 (百舌シリーズ) (集英社文庫)
逢坂 剛

集英社 2014-03-20
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 ドラマを見ていて、昔から世評の高かったこの小説を読んでみたくな
った。僕にとってこういうことは珍しい。ドラマの「mozu」はスタイ
リッシュでなかなかおもしろかったけれど、やはり、原作には及ばない。
ドラマは最終的な詰めの甘さがある。いずれにしても、ドラマを見る前
に読むべきだったなぁ、と反省しきり。何も知らなければ、もっともっ
と楽しめたのではないだろうか。

 物語は都心で起こった爆発事件を発端に、その犯人と思われる男の話
と彼を追う公安の倉木たちの話が交錯しながら語られていく。倉木はこ
の爆発事件で妻を亡くしている。この小説、何といってもキャラクター
の造形がいい。倉木のクールさ、百舌の怪しさ、さらに脇を固める人間
たちのキャラも際立っている。あとは逢坂剛の語り口の見事さ。ハード
ボイルド的な魅力が横溢している。

 物語は終盤に向かってグイグイと突き進んでいき、怒涛のラストを迎
える。「百舌の叫ぶ夜」で最終的に語られるのは警察・公安の闇である。
倉木たちが事件を追う中で明らかになっていくその闇の深さ!そこに一
矢報いようとする「百舌」の存在とその執念。これはやはり名作と呼ぶ
にふさわしい一冊だ。(No.291)

◯文庫の「百舌」シリーズについてはこちら。 

            ◯ ◯

2014.7.7 七夕、らしい。ワールドカップも終盤。コスタリカ、がんば
ったなぁ。読書は山本文緒「なぎさ」がなぜか進まず。台風が気になる。

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