酒井駒子 no.187        

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【書評】酒井駒子「ゆきがやんだら」

◇それは母と子だけの雪の1日。美しく切ない物語。
ゆきがやんだら (学研おはなし絵本)ゆきがやんだら (学研おはなし絵本)
酒井 駒子

学習研究社 2005-12
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 酒井駒子の絵は心の奥底までスーッと降りてきて、そのままそこにと
どまっている。そのうちそれは温かみを帯びてきて心を優しく包み込む。
「ゆきがやんだら」は2005年の作品。アメリカ版「THE SNOW DAY」
はニューヨーク・タイムズの「今年の絵本ベスト10」に選ばれ、オラン
ダでも絵本の賞を受賞している。彼女の絵は国や人を選ばず、誰にも自
然に受け入れられ、そして、愛されている。

 夜中から降り続いた雪。朝、ママの言葉に驚いて外に飛び出そうとす
る仔うさぎ。雪はシンシンと降り続き、幼稚園も休み。パパは出張中だ
けれど、飛行機が飛べなくなって帰って来られない。ママと2人の静か
な静かな雪の日。ベランダに出てみる母うさぎと仔ウサギ。「ぼくと
ママしか いない みたい、せかいで」。夜になってようやく雪も止んだ。
「ママ、ママ、そとに いって いいでしょ。ゆき やんでるよ」。白一色、
誰もいない夜の町を歩いて行く2人の姿に心を揺さぶられる。擬人化、
などということを超越した美しく切ない物語だ。(No.316)

◯酒井駒子のその他の本のレビューはこちらから。
※一番上にはこのページがでます。
 
            ◯ ◯

2015.2.2 湯川さんに続いて後藤さんまで…。言葉もない。読書は角田
光代「笹の舟で海をわたる」。

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【書評】穂村弘:作 酒井駒子:絵「まばたき」

◇いくら言葉を尽くしても伝えることはできないこの美しさ!
まばたき (えほんのぼうけん67)まばたき (えほんのぼうけん67)
穂村 弘 酒井 駒子

岩崎書店 2014-11-26
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 酒井駒子の絵は、本の表紙でよく見ていてすごく心を惹かれていた。
でもこうして作品を見るのは初めて。穂村弘作による、絵本である。そ
れにしてもこの「まばたき」の素晴らしいこと!時の流れの一瞬を切り
取ったような繊細な酒井の絵にぴったりの内容だ。

 「まばたき」ひとつの間に起こること。蝶が飛び立ち、鳩時計が12
時を告げ、猫がおもちゃに飛びつき、紅茶に角砂糖が落ちる。そして、
みつあみの一人の少女が…。歌人穂村弘のこのアイデア!酒井駒子の絵
を活かすことだけを考えたのだろう。すごい!

 この繊細さとこの美しさはいくら言葉を尽くしても伝えることはでき
ない。見よ!1年の終わりにこの奇跡を。(No.312)

            ◯ ◯

2014.12.29 とりあえずあれやこれやは中断。年賀状書いて、大掃除
して。ニューイヤーへの準備を。読書は宮部みゆき「荒神」。

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