有田芳生 no.66        

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有田芳生「私の家は山の向こう」で、テレサ・テンの真実を知る。

精緻で徹底したリサーチと嘘のない言葉で綴るアジアの歌姫。

私の家は山の向こう―テレサ・テン十年目の真実 (文春文庫)私の家は山の向こう―テレサ・テン十年目の真実 (文春文庫)
有田 芳生

文藝春秋 2007-03
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 テレサ・テンには、あまり興味がなかった。歌はうまいとは思ったけ
れど、日本では演歌路線だったし、きちんと聴いた事はたぶん一度もな
い。作者である有田芳生さん(国会議員かぁ)のホームページは以前か
らチェックしていて、この人の真摯さがけっこう気に入っている。本を
書く時の態度もまさにそうで、構成や文体などいろいろ悩みながら書き
進めていることをブログで知っていたので、この本はぜひ読んでみたか
った。

 その死後にスパイ説などいろいろ出た彼女だが、一番重要なポイント
はテレサが台湾人であったことだ。中国に対する愛憎半ばする複雑な思
いが、天安門事件を境に激しい怒りへと変わっていく。その直前には、
中国から招待を受けていたテレサだが、事件の後は抗議のコンサートで
歌ったり、彼女なりの憎悪を募らせていく。台湾人だからこその「自由
への希求」がテレサにはあったのだ。スパイ説の真相、死の原因なども
含めてアジアの歌姫の真の姿を有田さんは精緻で徹底したリサーチと嘘
のない言葉で綴っている。そこにあるのは絶望と希望の間で揺れ動く一
人の聡明な女性の姿だ。その魂の一途さが強く心を打つ。今度は本当に
彼女の歌を聴いてみたくなった。

               ◯ ◯

2010.7.24 前言を簡単に撤回して悪いんですが、もぉぉぉ暑いっ!!
僕がよく見るウェザーニュースは晴れだと黄色い太陽なんだけど、猛暑
日は赤いギンギラの太陽になっちゃう。で、今、週間予報を見たら(
よ!
)えぇ!暑さのピークは週末に越えるんじゃないの??あかん…、
もうダメだ。

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