小川糸「喋々喃々」は夢見る乙女があこがれるプチ不倫の物語?        

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

小川糸「喋々喃々」は夢見る乙女があこがれるプチ不倫の物語?

喋々喃々喋々喃々
小川 糸

ポプラ社 2009-02-03
売り上げランキング : 130434

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 この本はタイトルに惹かれて読んだ。「喋々喃々(ちょうちょうなん
なん)」というのは「男女がうちとけて小声で楽しげに語り合う様子」
なのだそうだ。そうかぁ、知らなかったなぁ。なんだかいいよなぁ。こ
んなタイトルをつけるセンスの人なら物語もおもしろいだろう、と思っ
たのだ。しかし…。谷中周辺を舞台にしたこの物語、あの辺りのやわら
かな空気もちゃんと描かれているし、おいしそうなお店もいろいろ登場
して楽しいことは楽しい。でもこれ、不倫にする必要があったのだろう
か?というよりも、それがすべてを台無しにしている。実際にそういう
状況にいる人がこれを読んだら、なんて甘ちゃんなヤツらだ!と怒り出
すだろう。まぁ、フツーの恋愛だったとしてもなんだかなぁ、って感じ
だけど。

 つまりこれは女の子から見た、都合のいい恋の話なのだ。主人公栞の
不倫相手である春一郎みたいな男はどこにもおらんよ!家庭も何も大事
なもの全然背負っていないし、都合のいい時に都合よく登場して、ラス
トもええええっ、そうなっちゃうの!って感じだし。夢見る乙女のプチ
不倫物語、としか言いようがない。言葉の選び方がおかしかったり、ム
ダな文章が多かったりで確かこれはデビュー2作目だったはずだが、首
をかしげざるを得ない部分が多い。乙女の支持が高い作家だが、この作
品に好意的だとしたら乙女たちもちょっと情けないぞ、と私は言いたい。
(No.136)

◎「喋々喃々」は2011年4月6日、ポプラ文庫で文庫化されました。
喋々喃々 (ポプラ文庫)
小川 糸
4591124193

               ◯ ◯

2011.2.21 前の項、「二人静」の感想を作者の盛田隆二さんが読んで
くれてツイートもいただきちょっとあせる。さらにツイッターをフォロ
ーしてくれた。ややややや。小川糸さんは読まないでね、ぬぬぬぬぬ。

◎応援クリックよろしくお願いします。他の本の情報もここからどうぞ!

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

人気ブログランキングへ

テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

オクー

Author:オクー
コピーライターであるようだ。
吉祥寺にいるようだ。
そんなに若くはないようだ。
犬ブログもよろしく!

okuuuをフォローしましょう
更新情報はツイッター
フェイスブックで。
Akihiko Okumura

amazon
電子書籍で探す!
映画・ドラマなら
News
最新記事
お気に入りリンク
ブログランキング
blogram投票ボタン
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブログ村
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。